～羽目板とは～

日本の建築で古くから使われている羽目板。

壁面に板を連続して張る仕上げです。張り方も色々、外壁や室内壁・天井にも使われています。

今回は、そんな“羽目板”についてご紹介いたします。

羽目板とは？

羽目板とは、壁や天井に張るための板のことで、並べて張り合わせて使います。

古くから日本の建築でも用いられてきた無垢の羽目板は、調湿や保温機能があり日本の気候に合った建材といえます。

また、羽目板は天井や内壁に使われることが多く、シックハウスの心配のない天然素材として今注目を集めています。

外装用にも加工されて取り入れられることがある羽目板は、木目が生かされた温かみのある自然の風合いが魅力です。

羽目板の事例

・天井に

節付きの無垢材は表情があり味わい深く、空間のよいアクセントに。

また連続した羽目板によりリズム感と統一感が生まれ、広々とした空間美を堪能できます。

キッチンの天井部分に取り込むことで主張しすぎず、さりげないアクセントに。

顔となる玄関の一部に羽目板を使うことで、より印象的な空間となります。

・壁に

平面の壁に羽目板を貼るだけで、クロスとは違った表情となります。

キッチンの腰壁にアクセントとして羽目板を使い、オリジナル性溢れる空間となります。

・軒天に

軒天を板張りするとオシャレな雰囲気に変わります。

見えない細部にもこだわりたい方には軒天の板張りはおすすめです。

まとめ

今回は、羽目板を使った事例とその魅力をご紹介いたしました。

古くから伝わる日本の建築様式に取り入れられた羽目板は現代風にアレンジされて、多くの人に愛され続けています。

こだわりたい方には、是非を取り入れてみてください。