現場レポートvol.4完成前夜 ― 最終仕上げと性能チェック

完成前夜 ─ 最後の仕上げと性能チェック
名古屋市守山区・大森のモデルハウスでは、いよいよ工事が最終段階を迎えました。
リノベーション工事のゴールは、「ただ仕上がった状態」ではありません。
性能と美観、使いやすさのすべてが整い、初めて“完成”と呼べる家になります。
今回は、そんな完成直前の現場で行われている、仕上げと性能チェックの様子をお届けします。
内装仕上げ──印象を決める“最後の一手”
室内ではクロス貼りや建具の取り付け、照明器具の設置といった内装仕上げの工程が進められました。
クロスは事前に計画した通り、塗り壁調のテクスチャや落ち着いた色合いのものを選定。
空間の質感を大きく左右するこの工程では、照明の当たり方や周囲とのバランスも現場で細かく確認します。
フローリングとの相性や、仕上げ材の「見切り」も丁寧に納めています。
また、建具や収納扉の建て付け、取手・金物の位置などもここで最終調整。
扉の開閉具合やすき間、干渉の有無など、実際に手を動かしながらの確認が続きます。
設備チェック──見えない部分を“確実に”
仕上げと並行して、通電・通水などの設備チェックも行われます。
キッチン・洗面・トイレなどの水まわりは、配管の接続状態や水圧、排水に異常がないかを確認。
特に排水は「音」「流れ方」「におい」など、目に見えない情報にも現場が気を配ります。
照明や換気扇、スイッチ・コンセントはすべて動作確認を実施。
通電時の異音、誤配線の有無もチェックします。
また、玄関やサッシの建て付けも再確認し、鍵のかかり具合やすき間風のチェックも怠りません。
「完成=本当に住める状態か、の確認」
現場監督は、こう話します。
「“完成”っていうと見た目の美しさばかり注目されがちですが、僕らにとっては“ちゃんと住める状態か”を確認する作業です。水も電気も問題なく使えて、建具がきれいに閉まって、空気が淀まず循環している。そういう全体のバランスが整って、初めて引き渡せると思っています」
見学に訪れるお客様が感じる“心地よさ”の裏には、こうした現場の目と手が詰まっています。
モデルハウスで、体感してください。
モデルハウスは、8月より予約制で公開予定です。
住まいの快適さは、図面や写真だけでは伝わりきれません。
「性能とデザインが両立した空間」を、ぜひ現地で体感してください。
ご来場を心よりお待ちしております。