2025.07.19

現場レポートvol.4

完成前夜 ― 最終仕上げと性能チェック

#快適な住まいづくり #暮らしの工夫
現場レポートvol.4</p>完成前夜 ― 最終仕上げと性能チェック

完成前夜 ─ 最後の仕上げと性能チェック

名古屋市守山区・大森のモデルハウスでは、いよいよ工事が最終段階を迎えました。

リノベーション工事のゴールは、「ただ仕上がった状態」ではありません。

性能と美観、使いやすさのすべてが整い、初めて“完成”と呼べる家になります。

今回は、そんな完成直前の現場で行われている、仕上げと性能チェックの様子をお届けします。

内装仕上げ──印象を決める“最後の一手”

室内ではクロス貼りや建具の取り付け、照明器具の設置といった内装仕上げの工程が進められました。

クロスは事前に計画した通り、塗り壁調のテクスチャや落ち着いた色合いのものを選定。

空間の質感を大きく左右するこの工程では、照明の当たり方や周囲とのバランスも現場で細かく確認します。

フローリングとの相性や、仕上げ材の「見切り」も丁寧に納めています。

また、建具や収納扉の建て付け、取手・金物の位置などもここで最終調整。

扉の開閉具合やすき間、干渉の有無など、実際に手を動かしながらの確認が続きます。

設備チェック──見えない部分を“確実に”

仕上げと並行して、通電・通水などの設備チェックも行われます。

キッチン・洗面・トイレなどの水まわりは、配管の接続状態や水圧、排水に異常がないかを確認。

特に排水は「音」「流れ方」「におい」など、目に見えない情報にも現場が気を配ります。

照明や換気扇、スイッチ・コンセントはすべて動作確認を実施。

通電時の異音、誤配線の有無もチェックします。

また、玄関やサッシの建て付けも再確認し、鍵のかかり具合やすき間風のチェックも怠りません。

「完成=本当に住める状態か、の確認」

現場監督は、こう話します。

「“完成”っていうと見た目の美しさばかり注目されがちですが、僕らにとっては“ちゃんと住める状態か”を確認する作業です。水も電気も問題なく使えて、建具がきれいに閉まって、空気が淀まず循環している。そういう全体のバランスが整って、初めて引き渡せると思っています」

見学に訪れるお客様が感じる“心地よさ”の裏には、こうした現場の目と手が詰まっています。

モデルハウスで、体感してください。

モデルハウスは、8月より予約制で公開予定です。

住まいの快適さは、図面や写真だけでは伝わりきれません。

「性能とデザインが両立した空間」を、ぜひ現地で体感してください。

ご来場を心よりお待ちしております。