2025.06.28
現場レポートvol.1 「モデルハウス、始まります。」
#快適な住まいづくり
#リフォーム実例

名古屋市守山区・大森にて、私たち「雅の家」の新たなモデルハウスプロジェクトがスタートしました。
この家は「見せるための家」ではなく、実際の中古住宅を購入し、見直してつくり直す再生リノベーションモデルです。
「うちも建て替えずに快適にできるの?」
「本当に性能って変わるの?」
「どうやってリノベって進むの?」
そうした疑問に、完成形だけでなく“つくるプロセス”で答えていく。それがこのモデルの役割です。
着工前の調査で見えてきた「過去」と「これから」
工事に先立って、既存住宅の現地調査を行いました。
床下・壁・天井には、すでにグラスウールの断熱材が施工されていましたが、厚みが薄く、また部分的に脱落している箇所も確認されました。
つまり、“断熱材はあるけれど、性能が発揮されていない状態”だったのです。
構造材については、白アリの被害もなく、傷みや腐食も確認されませんでした。
骨組み自体はしっかりしており、ベースとして十分活かせる状態であることがわかりました。
解体スタート。「見えない部分」が見えてくる
いよいよ建物の解体がスタート。
既存の内装をはがし、構造や下地がむき出しになる中で、見えてくるものがあります。
例えば、配管の取り回しや通気の工夫、補修の履歴など──
図面には残らない情報が、現場には詰まっているのです。
「住まいづくりの良し悪しは、完成後ではなく“途中”にこそ表れる」
それを私たちは、このモデルで丁寧に伝えていきたいと思っています。