【モデルハウス連載vol.2】“体感してわかる心地よさ”―断熱性能がもたらす暮らしの変化

こんにちは、雅の家です。
連載第2回では、モデルハウスの大きな特徴である「断熱性能」についてお話しします。
暑さ・寒さの悩みは「断熱不足」が原因かも
「夏は暑くて寝苦しい」「冬は足元が冷える」「エアコンをつけてもすぐに効かない」——そんな悩みを抱えている方は少なくありません。こうした不快感の多くは、家の断熱性能が不足していることに起因しています。
断熱性能を高めることで、家の中の温度差が小さくなり、冬でも足元が冷たくない、夏でもジメジメしない、そんな快適な空間が実現します。また、冷暖房効率が良くなることで、光熱費も抑えられ、家計にもやさしくなります。
今回のモデルハウスでは、天井・壁・床に高性能な断熱材を施工し、開口部には内窓や高断熱サッシを採用しました。加えて、気密性能にも配慮し、隙間風や熱の漏れをできる限り防いでいます。
このような施工によって、家全体の温度ムラが少なくなり、冬場の廊下やトイレでも「寒っ!」と感じることがありません。さらに、結露の発生が抑えられるため、カビやダニの繁殖を防ぎ、アレルギー対策にも効果があります。
また、断熱の効果は温度だけにとどまりません。外の音が室内に入りにくくなることで、静けさが得られ、在宅ワークや趣味の時間も集中して過ごすことができます。外部のストレスを感じにくい、穏やかな空間は、心まで健やかにしてくれます。
暮らしの行動が変わる「温度差のない家」
断熱性能が高い住まいでは、家の中のどこにいても温度差が少なくなるため、暮らしの行動そのものが変わってきます。たとえば冬場でも、洗面脱衣所が寒くないので、朝の準備が億劫ではなくなったり、お風呂上がりに冷え込むことがなくなったり。結果として、一日の生活の流れが快適でスムーズになっていくのです。
さらに、家庭内での活動の場所も広がります。今まで寒くて使っていなかった部屋が快適なワークスペースや趣味部屋になることも。こうした「暮らし方の変化」は、実際に住んでみないと実感できない部分かもしれません。
そして、こうした変化は、図面やパンフレットだけでは伝わりません。やはり「実際に体感する」ことでしか得られない気づきがあります。モデルハウスに足を踏み入れた瞬間、温度・音・空気感に驚かれる方が多いのもそのためです。
断熱は見えない部分の工事だからこそ、「体験」が重要です。目に見えないからこそ、五感で確かめていただきたい。それが、私たちがこのモデルハウスで伝えたいことのひとつでもあります。
次回は、性能と同じくらい大切にしている「デザイン」についてご紹介します。素材選びや空間の設えに込めた思いを、どうぞお楽しみに。