上質な住まいを彩る、タイル空間

はじめに
タイルは、デザイン性と機能性を兼ね備え、空間に上質な表現をもたらしてくれる素材のひとつ。
洗練された落ち着きのある空間んをつくりだすことができます。
今回は、上質な暮らしを叶えるタイルの魅力をご紹介いたします。
素材の種類

・磁器質タイル
石英や長石などを1200~1350℃で焼いたもので、吸水率3.0%以下のタイル。緻密で固く、吸水性が低いため、外壁や水回りの壁、床に用いられます。
・せっ器質タイル
粘土や長石などを1200℃前後で焼いたもので、吸水率は10%以下のタイル。磁器質タイルと同等の強度ですが、磁器質に比べると吸水性があります。外部に用いられることが多いです。
・磁器質タイル
陶土や石灰などを約1000℃前後で焼いたもので、吸水率は50%以下のタイル。素地は多孔質で吸水性が高く、強度も低いため、主に内装に用意られます。
タイルの魅力
■耐久性とメンテナンスのしやすさ
タイルは、キズや摩耗に強く、経年劣化が少ないのが特徴。日常の使用によるダメージを受けにくいため、長く美しい状態を保つことができます。
■空間に上質なアクセントを生み出す
タイルは、床や壁だけではなく、アクセントとして部分的に取り入れることで、空間にメリハリを生み出します。
・リビングの一面にタイルを貼ることで、アートのような存在感を演出。
・キッチンの壁にモザイクタイルを取り入れることで、さりげない華やかさをプラス。

・洗面所やバスルームにタイルを使用することで、リラックスできる上質な空間に。
タイルの色や質感を生かして、住まい全体の雰囲気をより洗練されたものにすることができます。
■デザインの多様性と表情の豊かさ
タイルにはさまざまな素材、色、質感があり空間に合わせて自由にコーディネートができます。
・光沢感のあるタイルは、高級感を演出し、洗練された雰囲気に。
・マットな質感のタイルは、落ち着きのある上品な空間をつくる。
このように、タイルのデザインを活かすことでシンプルな空間にも深みと表情を加えることができます。

まとめ
タイルを貼ることで心地の良い暮らしをつくることができます。タイルを選ぶ際は、色や質感、素材にこだわってみるのはいかがでしょうか。